バルト三国旅行記 :: 6日目 (2003/7/21 Mon)

ラトヴィアのスイス、スィグルダへ (Riga → Sigulda)

リーガから”ラトヴィアのスイス”と呼ばれるスィグルダ(Sigulda)へ行くため、リーが駅へ向かう。
旧市街のリーヴ広場(Livu Laukums)の北側にある猫の家(Kaku Maja)。
猫は最初、ビック・ギルドに尻を向けていたが、ビック・ギルドがコンサートホールに変わると音楽に 誘われてそちらに向いたという。


リーガ駅から列車でスィグルダへ。
バルト三国では鉄道が壊滅的だけど、ラトヴィアは比較的整備されている。
バルト三国に入って初の列車移動。やはり鉄道での移動は快適。
切符はレシートの様な薄い一枚の紙で車掌さんがその裏にスタンプを押してくれる。
ラトヴィア語のありがとう「Paldies!(パルディエス)」と言うと車掌さんが驚いてラトヴィア語で 話しかけてきたのだけど、当然ながら全然分からない…。


スィグルダ駅(Stacija)に到着。
駅からツーリストインフォメーションへ行き、スィグルダの地図とハイキングコース、 トゥライダ城(Turaidas Pils)からスィグルダ駅へのバスの時刻を教えてもらう。
スィグルダ駅に到着した頃から雨が降り出していたので、ツーリストインフォでしばらく雨宿り。

小雨になったところで、スィグルダ城址(Siguldas Pilsdrupas)へ向かって歩く。
途中、観覧車がなぜかあった(人が全然いなかったけど…)。
スィグルダ教会(Siguldas Baznica)の横を通り、スィグルダ城址に到着。
城址の横にちょっとした展示をした建物があった。

次にロープウェイ乗り場へ(Gaisa Trosu Cels)。
ロープウェイでガウヤ川(Gauja)を渡り、スィグルダ(Sigulda)側から対岸のトゥライダ(Turaida)側へ。
ロープウェイの降り場は森の中。道なりに沿って山道を歩いていく。
途中、クリムルダ城址(Krimuldas Pilsdrupas)があったらしいが、ほとんど分からなかった。

道標に従ってグートゥマニャ洞穴(Gutmana Ala)へ。
清水が湧き出す赤砂岩の巨大な洞穴。洞穴の中は色々な落書きで溢れていた。


トゥライダス通り(Turaidas)へ出て北へ。トゥライダ城へ向かって道路を歩く…が、 城は見えるのに城への入り口が見当たらない。
仕方が無いので、途中で獣道を登っていくとトゥライダ教会(Turaidas Baznica)あたりに出ることができた。
トゥライダ城は赤レンガの美しい白。まだまだ修復中のところが多い。
城の塔の上ではすばらしい景色があり、アコーディオンを弾く人もあり、ゆっくり過ごせる場所だった。

城の中のおみやげ物屋さんで探し求めていた『7日間の指輪』を発見し購入。かわいい指輪だった。

クレジットカードでの支払いは通信状態が悪くて不可能な場合が多いらしく、ラッツが足りなかったのでユーロで支払う。


トゥライダ城からバス乗り場へ向かう。
1kmくらい歩いていくと正規の城への入り口を発見。やはり登った獣道は通ってはいけない場所だったらしい。。。
本当はこの入り口でチケットを購入してから城に行かなければならないらしい。
トゥライダ城からスィグルダ駅へ向かうバスのバス停は非常に分かりにくい。
城の入り口の目の前にある、いかにもバス停っぽいところは実は単なる待合所でバスは止まらない。
本当のバス停は少し奥に行った場所にあり、そこにしかバスは止まらないので注意。

バスターミナルの近くにあった食堂で遅い昼食を食べる。
バルト三国は料理が安くて美味しい。
電車でリーガに戻り、リーヴ広場でちょっと飲んだ後、火薬塔(Pulvertomis)の近くのレストランで夕食を取り、 ユースに戻る。

7日目へ続く

旅行記

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