バルト三国旅行記 :: 5日目 (2003/7/20 Sun)

バルトのベルサイユ、ルンダーレ宮殿へ (Riga → Bauska)

朝、ルンダーレ宮殿(Rundales Pils)の週末のフェスティバルを見に行くために、バスターミナルへ向かう。
旅行の日程がちょうど7月の第三週末であり、バウスカ・ルンダーレ宮殿にて Senas Muzikas Festivalsという 中世音楽の国際フェスティバルが開かれているらしい。
バスターミナルへ行く途中、旧市街のおみやげもの屋で『7日間の指輪』を探すけれど、見つからなかった。

リーガのバスターミナルからバウスカ(Baauska)という町へ向かう。
ルンダーレ宮殿へはバウスカでバスを乗り換えて行かなければならないのだが、次のルンダーレ宮殿行きのバスが 1時間後だったので、バウスカのバスターミナルからバウスカ城跡(Bauskas Pils)へ行ってみる。
バウスカ城跡へはバウスカのバスターミナルから歩いて20分ほど。
城跡は修復中だが、城の塔へ登り、周辺の牧歌的な景色を眺めることができる。


バウスカ城跡の近くのバス停でルンダーレ宮殿行きのバスに乗る。
Pilsrundale というところで降りるのだが、観光客の多くがそこで降りるので分かりやすい。
ちなみに、Pils というのはラトヴィア語で城・宮殿という意味。
ルンダーレ宮殿に到着。


ルンダーレ宮殿は”バルトのベルサイユ”と称えられているバロック様式の宮殿。
内部はロココ調の装飾が美しい。宮殿には「黄金の間」「白の間」「バラの間」「青の間」など豪華な部屋がある。
Senas Muzikas Festivals はいろいろな部屋で行われており、入場するためには別料金が必要。入り口でチケットを購入する。
ただ、宮殿内を迷いながら見に行っているとチケットを持っていなくても部屋に入れたようなきもするのだけど…。
黄金の間でのイベント。ラトヴィアの歴史が劇と音楽で表現されていた。


宮殿内では修復がどのように行われていったのか等の展示がなされており、非常に興味深かった。
依然修復中の部屋もたくさんあったようなので、現在は公開されている部屋も増えていることだろう。

ルンダーレ宮殿からの帰りに雨が降る。さらに、バウスカへのバス停が見つからず、苦労する。。。
ルンダーレ宮殿からバウスカ行きのバスのバス停の場所はルンダーレ宮殿の入場チケットにも Autobusa Pietura として 表示されているが、宮殿から出て右へ庭園に沿って行くと見つかる。

バスで21時頃リーガに戻ってくる。日帰りは結構疲れる。
夕食をレストランで取り、ユースへ。

6日目へ続く

旅行記

このページのトップへ