バルト三国旅行記 :: 1日目 (2003/7/16 Wed)

バルト三国の入り口、タリンへ (Helsinki → Tallinn, Estonia)

北欧旅行 から、バルト三国旅行へ突入(旅行出発から17日目)。

フィンランドのヘルシンキからバルト三国の入り口、エストニアのタリンへ。


朝10:00のヘルシンキ→タリンのフェリーに間に合うようにユースホステルをチェックアウト。 フェリーターミナルへ向かう。
昨日チケットを購入したフェリー会社 Linda Line Express の窓口でチェックイン。 パスポートコントロールへと進み、船の待合ゾーンへ。 待っている間、観光客に対するアンケートとかをやっていて、何日間滞在したのか?とか、 国籍は?とかいう質問に答えつつ、乗船時間まで時間を潰す。

1時間半ほどでタリン港に到着。 高速艇なので結構揺れ、船酔いするひとはゆっくりとフェリーで行ったほうがいいかも。 船はかなり混雑していた。
タリン港では簡単なパスポートコントロールがある。 旧市街へは人の流れにそっていけば「ふとっちょマルガレータ(Paks Margareeta)」が見えてくるので、 そちらへ向かっていけば旧市街の入り口の門に辿り着くことができる。


タリンのユースホステルにチェックイン。 重い荷物をユースに置いて銀行へ行き両替 (65Euro → 1012.10EEK)。やはり両替は銀行が最もレートが良い。
その後、ツーリストインフォへ行く。 地球の歩き方の地図にはラエコヤ広場にツーリストインフォのマークがあるが、実際はラエコヤ広場を もうすこし南に行った Niguliste通りにある。
ツーリストインフォで無料の地図をもらった後、 サーレマー島(Saaremaa)のクレッサーレ(Kuressaare)行きのバスの時間を聞く。

明日、クレッサーレに行くことにして、バスターミナルへチケットを買いに行く。
バスターミナルへはトラムでも行けるが、歩いて行く。歩いて約30分ほどでバスターミナルに着く。
チケット購入。クレッサーレまで120EEK。出発の前日にチケットを購入したので、予約料としてさらに 10EKK。

バスターミナルの近くの中央市場へ。 中央市場で地元の人々が食べていた立食スタンドで昼食。 その後、中央市場の近くのカフェで一休み。

休憩後、歌の原(Lauluvaljak)へ向かって歩く。 近代的な家々の中にぽつりと木造の古い建物。


歌の原へ行く途中、カドリオルク公園(Kadrioru Park)に立ち寄る。 ここにはロシアのピョートル大帝がエカテリーナのために作らせた離宮があり、公園もその一部。


バロック様式の美しいカドリオルク宮殿。現在は海外美術館。


宮殿の正面にある庭園。よく手入れされている美しい花園。


歌の原に到着。
”歌いながらの革命”の舞台。
1988年9月11日、エストニア各地から民族人口の1/3の30万人以上もの人々が歌の原に集い、独立への思いを 歌にした。
5年に1度、歌と踊りの祭典で最後の歌のコンサートがここで行われる。
誰も居ない広いステージに30万人の人々が独立の思いを胸にエストニア各地から集結したとは想像できない。。。


ナルヴァ街道(Narva mnt.)を通って海岸へ向かう。その途中にあった水の妖精ルサルカ(Rusalka)の像。


ビーチで水着の人々を横目に旧市街へ一旦帰る。猛暑の中、かなり歩いたので体力的に限界。 旧市街のラエコヤ広場のカフェで休憩。ラエコヤ広場にある旧市庁舎。


旧市街を歩く。三人姉妹(Kolm Ode)は修復中。


ふとっちょマルガレータ(Paks Margareeta)へ。ふとっちょマルガレータの屋上からタリンの旧市街を眺めることができる。


トームペア城(Toompea Loss)の展望台へ行く。展望台から見たタリンの街並み。


展望台にて絵はがき購入。


トームペア城の近くにあるアレクサンドル・ネフスキー聖堂(Aleksander Nevski Katedraal)。 ロシア正教教会がここに存在していることはエストニアの歴史を反映している。


アレクサンドル・ネフスキー聖堂の横の公園へ。 キーク・イン・デ・キョク(Kiek in de Kok)の横を通ってラエコヤ広場に戻る。 ユースに帰る前にパン屋さんで焼きたてのパン、スーパーで明日の朝食と昼食を買っておく。

長い一日の終わり。歩きすぎて足が痛い。
明日は朝一のバスでサーレマー島へ向かう。

2日目へ続く

旅行記

このページのトップへ