ブルガリア・ルーマニア :: 7日目 (2005/9/28 Wed)

バルカンの小パリ、ブカレスト (Sinaia → Bucuresti)

朝、9:51のブカレスト行き急行列車に間に合うようにホテルをチェックアウト。
途中の郵便局で日本へポストカードを送る。
朝7時からルーマニアの郵便局は営業している。
ルーマニアの切手はとっても大きくて、ポストカードに張るのに苦労していた。


シナイア駅でブカレスト行きの切符を購入。
急行列車は全席指定。
切符は下の写真のような小さな厚紙。
左側の写真の手書き部分は、上から列車番号(Trenui nr.)・車両番号(Vagonul nr.)・座席番号(Locul nr.)を表している。
右側の写真の手書き部分は、切符の値段が書かれている。


急行列車は非常に新しく綺麗な車両が使用されている。
鈍行列車のように頻繁に駅に止まることは無く、ブカレストまでほとんど停車せずに列車は進み、 1時間半ほどでブカレスト・ノルド駅(Gara de Nord)に到着。


ブカレスト・ノルド駅から地下鉄に乗って、街の中心へ行く。
ブカレスト・ノルド駅から地下鉄へ乗り換えるための地下通路は非常に暗い。
あんまり治安は良くなさそうだ。
メトロのM3路線の改札で切符を購入し、勝利広場(Piata Victoriei)方面の地下鉄に乗る。
M3のメトロの車両は落書きだらけでちょっといやな感じ。


勝利広場でM2のメトロに乗り換えると、車両は非常にきれいなものが使われていた。
メトロの路線によって使われている車両の新旧がはっきりしているようだ。
勝利広場のメトロの駅はブカレスト・ノルド駅とは違って非常に明るく大きな駅。
パン屋さんなどの小さな店もたくさんあって、雰囲気が随分違う。


メトロM2の統一広場(Piata Unirii)で降りる。
地上に出ると目の前には大きな統一広場。


街中に立つ警察の数は驚くほど多い。
治安の悪さを象徴しているようだ。


国民の館へと続く統一大通り(Bd.Unirii)。
大通りの脇には巨大な建造物が立ち並ぶ。


巨大な未完の宮殿、国民の館(Casa Poporului)。 ワルシャワの文化科学宮殿ほどではないが、その巨大さは街並に不相応。
共産圏の象徴的な建物は無駄に巨大なものが多い。


ディンボビツァ川(Dimbovita)を渡り、小さな路地を通りながら大学広場を目指す。


にぎやかな大学広場(Piata Universitate)に到着。
このあたりはレストランや安宿が集中している繁華街となっている。


革命広場に行く途中にあるクレツレスク教会(ボセリカ・クレツレスク Biserica Cretulescu)。 都心にありながら、非常に静かな教会。


革命広場(Piata Revolutiei)と無機質な旧共産党本部の建物。
その前には革命犠牲者の慰霊碑が建っている。


革命広場からロマーナ広場(Piata Romana)へ。
ロマーナ広場からヘンリー・コアンダ国際空港へ向かう783番のバスのチケットをバス停の近くの窓口で購入。
時間があったので、近くのレストランで遅い昼食を食べた後、バスで空港に向かう。


終点のヘンリー・コアンダ国際空港までにバスは結構停車する。
ヘンリー・コアンダ国際空港の一つ手前で多くの人が降りるが、そこで降車してはいけない。
間違えて降りそうになったが、他の乗客が引き止めてくれた。

ブカレスト・ヘンリー・コアンダ国際空港(Bucharest Henri Coanda International Airport)内は 写真撮影禁止なので注意。
写真を撮っていたら警官に呼び止められて空港の写真を消すように言われた。
小さな空港なのに、空港内には多くの警官。
航空券のチェックインを済ませた後の搭乗口近くには数は少ないが免税店がある。
市中に比べれば高いが、お土産の購入にはユーロやカードでの支払いも可能。

飛行機でブカレストからイスタンブールへ向かい、イスタンブール市内の予約していたホテルにチェックインして 今日は終わり。

8,9日目へ続く

旅行記

写真集

このページのトップへ