中欧・東欧旅行記 :: 2日目 (2003/7/27 Sun)

ワルシャワ、チェンストホーヴァ (Warszawa → czestocchowa)

早朝、ウッヂのユースホステルをチェックアウトし、駅へ向かう。
ウッヂ駅からポーランドの首都ワルシャワを目指す。
ワルシャワ中央駅(Warszawa Centralna)に9時ごろ到着。
ワルシャワ中央駅は基本的に地下道を使用しなければ移動できない。
地下道には多くのお店がひしめきあっているが、治安はあまり良い雰囲気ではない。

ワルシャワ中央駅の東側にある文化科学宮殿(Palac Kultury i Nauki)へ。 スターリンからの贈物として1952年から4年もかけて建てられた37階建ての高層ビル 「ソビエトの建てたワルシャワの墓石」。

文化科学宮殿の地上30階の回廊が展望台として開放されており、エレベーターで一気にのぼることができる。v 展望台にはカフェもあり、ゆっくりワルシャワの街並を眺めることができる。
展望台からの眺め。


文化科学宮殿の展望台を降り、クラクフ郊外通りへ。
クラクフ郊外通りにあるコペルニクスの像(Pomnik Mikolaja Kopernika)。


ワルシャワ中心部にある公園、サスキ公園(Ogrod Saski)へ。
公園の一画に安置されている無名戦士の墓(P.Grob nieznanego Zomierza)。
墓に灯されている炎には平和への永遠の祈りが込められている。

無名戦士の墓の正面。ちょうど何かの撮影中だった。


ワルシャワの旧市街へ。 ワルシャワの旧市街と新市街周辺は第二次世界大戦のワルシャワ市街戦により徹底的に破壊され、 現在の旧市街は戦後、復旧されたもの。
この復旧作業においては、レンガ一つ狂わせず、壁の割れ目一本にいたるまで再現したといわれている。

ワルシャワ旧市街の入り口、王宮広場。右手に見えるのは旧王宮(zamek Krolewski)。


旧市街の中心にある旧市街市場広場(Rynek Starego Miasta)と剣を振りかざす人魚像(Pomnik Syrenki)。


旧市街とバルバカン(Barbakan)を過ぎ、キュリー夫人博物館(Muzeum Marii Sklodowskiej Curie)へ。
キュリー夫人の使用した実験器具やパリ大学卒業時の論文などが展示されている。


旧市街の城壁の外側を通ってワルシャワ中央駅へ向かう。
その途中のレストランで昼食。
ワルシャワ中央駅から次の目的地、チェンストホーヴァ(Czestochowa)へ向かう列車に乗る。

約2時間半でチェンストホーヴァ中央駅(Czestochowa Glowna)に到着。
チェンストホーヴァ中央駅の近くのホテル・ハーガ(Hotel "Ha-ga")にチェックイン。
レセプションのおばあちゃんに英語が通じず、筆談でようやく部屋を取る。
安ホテルの割に部屋は広くて快適。

チェンストホヴァはポーランドのカトリック信者の宗教的聖地となっている。
ヤスナ・グラ(光の丘)僧院(Jasna Gona (Bright Hill) Monastery)の聖画 「黒いマドンナ Cudowny Obraz Matki Bozej Czestochowskiej」はあまりに有名。

日も暮れかけていたので、ヤスナ・グラ僧院へ向かって歩く。
小さなチェンストホヴァの街並にヤスナ・グラ僧院の大きな塔はシンボル的存在。


聖画「黒いマドンナ」には普段覆いがかけられており、決められて時間のみ見ることができる。
私が行ったとはちょうど見ることができたが、あまりに厳粛な雰囲気であったのですぐに出た。
写真を撮れるような雰囲気でもなかった。

僧院からホテルに戻る途中のサンドウィッチ屋さんでザピエカンキ(Zapiekanki)を購入。
ホテルに戻ってコーラと共に夕食代わりに食べて就寝。

3日目へ続く

旅行記

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