中欧・東欧旅行記 :: 3日目 (2003/7/28 Mon)

アウシュヴィッツ、クラクフ (Czestochowa → Krakow → Katowice)

朝、チェンストホヴァ中央駅からカトヴィッツェ(Katowice)へ向かう急行列車に乗る。
中欧の国々の鉄道は駅の表示が小さく分かりにくいので、カトヴィッツェ駅で降りるつもりが、 間違えて一つ前の駅で降りてしまう。
その後、すぐにカトヴィツェ行きの普通列車が来たのでよかった。

カトヴィッツェ中央駅にてスロヴァキアの首都ブラチスラヴァ(Bratislava)行きの夜行列車のチケットを購入。
駅のコインロッカーにバックパックを預け、アウシュヴィッツ(Auschwitz)へ向かう。

カトヴィッツェからアウシュヴィッツへは、オシフィエンチム(Oswiecim)行きの列車に列車に乗る。v オシフィエンチム駅からアウシュヴィッツ強制収容所跡までは歩いて30分ほど。
収容所の入り口ゲートには「ARBEIT MACHT FREI」(働けば自由になる)という文字が掲げられている。


収容所跡内は、人類の負の遺産と言われる所以の数多くの展示がなされている。
収容所内で行われてきたことの証拠。
ガラス越しに見る展示物は静かに語る。
時間はしだいにその現実味を薄れさせていく…。

再びオシフィエンチム駅に戻り、次の目的地クラクフ(Krakow)行きの列車に乗る。
クラクフ中央駅(Krakow Glowny)に到着。v クラクフ中央駅の近くはプライベートルームの客引きが多い。

クラクフはワルシャワと異なり、第二次世界大戦中の戦災から免れており、その歴史的な街並は1978年にユネスコの 世界遺産に登録されている。
クラクフ旧市街の入り口、バルバカンとフロリアンスカ門(Barbakan, Brama Florianska)。
円形の砦のバルバカンはヨーロッパでも珍しい。


クラクフの中央市場広場へと続くフロリアンスカ通り(Florianska)。


中央市場広場(Rynek Glowny)とその中心にある繊維会館(Sukiennice)。
繊維会館内はみやげ物屋さんでいっぱい。観光客と鳩で埋め尽くされた広場。


繊維会館の前にあるポーランドの詩人アダム・ミツキエヴィッチ像(pmnik A.Mickiewicza)。


中央市場広場から続くグロヅカ通り(Grodzka)から坂道を登ってヴァヴェル城(Zamek Krolewski na Wawelu)へ。
ヴァヴェル城の大聖堂(Katedra Wawelska)。


ヴァヴェル城からフロリアンスカ通りに戻り、バル(Bar)でピエロギ(Pierogi)などなどポーランド料理で夕食。
クラクフ中央駅から再びカトヴィッツェ駅に戻る。
カトヴィッツェ中央駅のコインロッカーからバックパックをピックアップし、スロヴァキアのブラチスラヴァへと 向かう夜行列車に乗り込み、ポーランドをあとにする。

4日目へ続く

旅行記

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