ヨーロッパの旅の記録、旅の写真、旅の技術

夜行列車はスペインを通ってポルトガルを目指して進む。
列車の中は非常に蒸し暑いく寝苦しい。 日が昇っても列車はまだまだリスボンに向けて走り続ける。

お昼になってようやくリスボンのサンタ・アポローニャ駅(Santa Apolonia)に到着。
そこからリスボンの中心街へ向かって歩く。
駅のツーリストインフォは長蛇の列だったので、地図もない状態だったが、中心街の方向はなんとなく分かっていたので歩くことにする。

道を確認しようにも、駅から中心街へ向かう道には誰もいない。。。
2003年のヨーロッパの記録的な猛暑の中、バックパックを担いで一人歩いていく。
サンタ・アポローニャ駅からリスボン中心街までは約2km。
歩いている途中、暑さで時折意識が朦朧としながらも、30分以上歩いてようやく人通りが多くなる。

【一口メモ】リスボン中心街に行くためには、サンタ・アポローニャ駅のひとつ前のオリエンテ駅(Oriente)で降車し、地下鉄に乗り換えたほうが便利。

オリエンテ駅はかつての万博の最寄り駅として近代的な建物となっている。
Euro Lines 等が使用する大きなバスターミナルもこの駅のすぐそばにある。

リスボンのメインストリート、アウグスタ通りに到着。
ヴァカンスの時期のため、この通りに臨時のツーリストインフォができていたので、無料の地図・ホテルリストをもらう。


ツーリストインフォでもらった地図を片手にホテル探し。
バックパックを担いでさがしていたら、安ホテルの客引きがいたので交渉。
一泊20ユーロのペンションに泊まることにする。
部屋は狭く、バス・トイレは共同だったけど、非常に清潔だった。
部屋にＴＶもあったし。

ホテルの部屋にバックパックを置いて一休みした後、ロカ岬への行き方を尋ねるために 再びツーリストインフォへ。
ロカ岬へ行くためには、まず、ロシオ駅から列車でシントラに行く。
そして、シントラ駅前のバス停でロカ岬行きのバスに乗ればいいらしい。
明日、ロカ岬に行くためには十分な情報。

ホテルの近くのロシオ広場（ペドロ４世広場）。


ロシオ広場の近くのファーストフード店でサンドウィッチとカボチャのスープを食べながら休憩。
休憩後、リスボンの街並を歩く。

リスボンの海の玄関口、コメルシオ広場。


リスボンの全景を眺めようと、丘の上に建つサン・ジョルジェ城(Castelo de Sao Jorge)を目指して歩く。
坂道を登っていく途中にあったセ大聖堂(Se de Lisboa)。


サン・ジョルジェ城から眺めるリスボンの街並み。


高台にあるサン・ジョルジェ城の周辺は公園となっており、憩いの場。
坂道を登って疲れたので、木陰で休憩。
それにしても、ヨーロッパの夏にしては暑すぎる。。。

ホテルに戻る途中のスーパーマーケットで水や夕食代わりのリンゴを購入し、ホテルに戻る。
さすがに疲れたので、リンゴを食べて早めに寝ることにする。

5日目へ続く