インターレイルパスの使い方 / Inter Rail Memo

インターレイルパス(InterRail Pass)

インターレイルパス(InterRail Pass)の使い方に関するメモです。
インターレイルパスに関する基本的な情報は、以下をご参照ください。

インターレイルパスの基本情報 / Inter Rail Memo - Bon Voyage !

インターレイルパスに関するよくある質問は、以下をご参照ください。

インターレイルパスのFAQ / Inter Rail FAQ - Bon Voyage !

インターレイルパスの使い方

実際のパスは左のような感じです。(2003年フランスで購入)。
パスは束になっており、表紙の次のページの表に パスを使いたい区間の駅名・日付・列車の発車時間・列車の番号を書きます。
列車の番号は トーマスクック・ヨーロッパ鉄道時刻表 や現地の時刻表などを見れば書いてありますが、 分からなければ書いていなくても別に構わないようです。

←は実際に記入して検札を受けたものです。
左から順に、日付(日/月)、発車時間、列車の番号、座席 or クシェット(寝台車)、出発駅、到着駅、検札欄となります。
座席 or クシェット(寝台車)は、どちらかにチェックを付けます。
パスにはこのような紙が数枚付属しています。

車掌が検札に来たら記入後のインターレイルパスを車掌に見せればOKです。
検札は写真のように印を押してくれる場合もあれば、そうでない場合もあります(車掌によりけり)。
検札時にパスポートをチェックされることは以前はまず無かったのですが、最近はちょっと分かりません。。。


予約、指定料金など

インターレイルパスを利用していても、追加料金が必要になる代表的なケースを挙げておきます。

・全席指定の列車に乗るとき (タリスやTGV、一部のIC・ECなど)
・夜行列車に乗るとき (座席の場合でも予約料金が必要)
・私鉄に乗るとき (パスを見せれば割引料金になることが多いです。私鉄はノルウェーのフロム鉄道、スイスの氷河鉄道など。スイスは私鉄が多いので注意)

予約、指定料金が必要かどうかは、トーマスクック・ヨーロッパ鉄道時刻表を見ることであらかじめ知ることができます (R マークが付いている列車は要予約)。
あるいは、現地の駅での時刻表を見るか、駅員に尋ねればOKです。

予約を取っても取らなくても良い列車に乗る際に、予約を取っていない場合は、座席番号の所(窓の上)に「Reservation」と書いた 紙が無い席に座りましょう。
「Reservation」の紙がある場合は、予約席なので座ってはいけません。


トーマスクック・ヨーロッパ鉄道時刻表 の情報は参考程度に留めておいたほうが無難です。
予約、指定料金が必要かどうか分からない場合は必ず駅員に尋ねましょう。

私は一度、全席指定の列車 (スエーデン-ノルウェー間)に指定料金を払わずに乗ってしまい、現地の通貨も持っておらず、たった 300円程度の指定料金をカードで払い、車掌さんに非常に迷惑を掛けてしまいました。
北欧の車掌さんは優しく、罰金も要求されず、カードでの支払いも受け付けてもらえたが、どこの国でもそうはいかないので気を付けましょう。
(知らなかった、では済まない厳しい検札の国もあるようですので…)。

インターレイルパス

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