アイスランド国内の交通手段

アイスランド国内の移動手段としては、飛行機・長距離バス・市内バス・タクシー・レンタカー・フェリーがあります。
アイスランド国内には電車、地下鉄はありません。

飛行機

飛行機はエア・アイスランド(Air Iceland)がアイスランド国内線としては最も規模が大きいです。
インターネットによるオンラインブッキングも利用可能。
時期によってはバスと同程度の値段のものもあります。
レイキャヴィック-アークレイリ間ならば,一日に数本あるので利用価値は大きいと思います。


長距離バス

アイスランド国内の長距離バスは主に2つの会社(レイキャヴィーク・エクスカーションズ社SBAノルズルレイズ社)によって運営されていますが,利用者側としては意識することなくバスを利用することができます。
それら2つのバス会社をまとめてアイスランド国内の長距離バスを取り仕切っているのが BSI という会社です。

長距離バスのチケットは各都市のBSIバスターミナルやツーリストインフォメーションで買うか、または、運転手から直接買うことになります。
料金は、4才以下の子供は無料で、4才〜11才の子供は大人料金の半額です。12才以上は大人料金です。

長距離バスには以下のようなバスパスポートがあります.
パスポートは次の4種類(2010年11月現在)

・アイスランド・ハイライト・パスポート(Highlights passport)
・ビューティフル・サウス・パスポート(Beautiful South passport)
・アイスランド・ハイランド・サークルパスポート(Highland circle passport)
・ビューティフル・サウス・サークルパスポート(Beautiful South - Circle Passport)
パスポートが購入できるのは以下の5カ所のみですが、なるべくレイキャヴィックで購入しておくことをお勧めします。
・レイキャヴィックのユースホステル
・レイキャヴィックのBSIバスターミナル
・アークレイリのBSIバスターミナル
・セイジスフィヨルズルのツーリストインフォメーション
・エイイルススタジルのツーリストインフォメーション

(注意)レイキャヴィック市内を走っている「S」マークの付いたバスは市内バスです。
運営しているバス会社が長距離バス会社のBSIと異なりますので、上記のバスパスポートを利用することはできません。


長距離バス路線図(pdfファイル)

アイスランド:バスパスポート - アイスランド航空


市内バス

レイキャヴィーク市および近郊では平日午前7時から夜中の12時まで(土日は午前10時から夜中の12時まで) 市バスが運行されています。
バスの停留場にはSVRのマークが付いています。
バスは約20分おきに運行しています。
夜間、土日は30分おきに運航しています。

料金はレイキャヴィーク市内は一律で、バスに乗るときに料金を払います。
料金は、5才以下の子供は無料で、6〜11才以下の子供は 75 ISK。12才以上は大人料金で 250 ISKです。(2010年)
お釣りはでませんので、お釣りがでないように小銭を準備しておきましょう。


タクシー

レイキャヴィーク市内、周辺でタクシーでは簡単にタクシーを利用することが出来ます。
タクシーはメーター制です。夜間、週末は割増料金になります。
料金はクレジットカードでの支払いも可能です。
タクシーをチャーターして市内観光、半日・1日ツアーを楽しむことも出来ます。
流しのタクシーは少なく、タクシーは主要ホテル、市内のタクシー乗り場や空港・バスのターミナル等で乗車ができます。


レンタカー

首都レイキャヴィーク市街はタクシー利用が便利ですが、郊外に足を延ばすにはレンタカーが便利です。
コンパクト・カーから四輪駆動車までかなり揃っていますが、 マニュアル車が主で、オートマチック車はほとんどありません。

レンタカーを借りる際には、国際免許証とクレジットカードが必要です。

アイスランドを運転する際の注意事項

1) アイスランドの都市部での制限速度は50キロで、地方、郊外の砂利道では80キロ、舗装道路は90キロです。アイスランドの国道環状1号線(National Highway)の総距離は1351qです。国道環状1号線でも一部舗装されていない部分もあります。
2) ドライバーは法律により、運転中は昼夜を問わず、ヘッドライトの常時点灯が義務付けられています。
3) アイスランドでは、道路と指定されている以外の道や、脇道を運転することは法律により厳しく禁じられています。
4) 車の同乗者は前後の座席を問わず、シートベルト着用が法律により義務付けられています。また、飲酒運転は禁じられています。
5) ほとんどの地方の道は舗装されていません。そのうちの一部の道は道幅が狭く、スピードを出せないように作られています。橋も同様に、ほとんどの橋が一度に1台分しか通れないように1台分の道幅しか作ってありません。
6) 郊外を運転する際、夏期の場合には特に道路脇や道路に出てきてしまった放牧されている羊やその他の動物には注意してください。また、舗装道路から砂利道に変わっている所では、必ずスピードを落として運転して下さい。

(※)アイスランドをドライブする際の規則はツーリストインフォーメーションで入手できます。

ガソリンスタンドはセルフサービス形式・フルサービス形式があります。
クレジットカードでの支払いが可能。
営業時間はレイキャヴィーク市内であれば、月〜土曜 7:30〜20:00、日曜 10:00〜20:00 です。
郊外のガソリンスタンドの営業時間は特に決まっていません。

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フェリー

特定の地域間でフェリーが運航されています。
料金、スケジュール等の詳細については直接各会社で確認してください。
フェリーの乗船券はレイキャヴィーク市内にあるBSIバスセンターで購入することも可能です。

ヘルヨルヴル・フェリー(Herjolfur Ferry)

ソルラウクスホプン(Torlakshofn) - ウエストマン諸島(Westman Islands)間のフェリーを運航しています。
ソルラウクスホプンまではレイキャヴィーク市からバスが出ています。


バルドゥル・フェリー(Baldur Ferry)

スティッキスホルムル(Stykkisholmur) - フラータエイ島(Flataey Island) - ブリャンスライクル(Brjanslakur)間の フェリーを運航しています。
スティッキスホルムルまではレイキャヴィーク市からバスが出ています。
また、フェリーを乗り継ぎ、バスでウエストフィョルドまで行くことも出来ます。


サイファーリ・フェリー(Safari Ferry)

ダルヴィーク(Dalvik) - フリースエイ島(Hrisey Islands)間とダルヴィーク(Dalvik) - グリームスエイ島(Grimsey Islands)間のフェリーを運航しています。
フリースエイ島(Hrisey Islands)とグリームスエイ島(Grimsey Islands)間の船は出ていないので注意してください。
アークレイリ市内とダルヴィーク間は長距離定期バスが運行されています。

ヴィーズエイ・フェリー(Videy ferry)

レイキャヴィーク(Reykjavik)- ヴィーズエイ島(Videy Island)間のフェリーを運航しています。
ヴィーズエイ島はレイキャヴィーク市からはボートで 7分ほどの島。
6月1日〜9月10日の夏期の間のみ定期便が出ています。

夏季には西ツノメドリ(パフィン)のいるパフィン・アイランドへのバードウオッチング・ツアーや、ヴィーズエイ島では乗馬を楽しむことができます。

フェリーが出発するスンダルホプン港(Sundarhofn)は、レイキャヴィークシティセンターから市バスに乗って行くことが出来ます。 バス下車後、港まで徒歩約 8分。

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