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8 日目 (2007/9/28 Fri)□ 黄金の輪、ロストフ・ヴェリーキー (Rostov Velikiy)今日は「黄金の輪」の一つであるロストフ・ヴェリーキーに行ってみることにする。近郊列車(エレクトリーチカ)で行くため、ヤロスラーヴリ駅にて切符を購入。 切符購入時に窓口で何か言われたが、とりあえず「ダー(Yes)」と言っておく。 朝8時半発の列車に乗る。 ロシアの列車は自由席の概念は無くすべて指定席。 たぶん一等席の車両なのだろう、車内が異様に豪華。 テレビでミスター・ビーンの映画が流されていた。 切符購入時に窓口で言われたのは、二等席が満席なので一等席でも良いか? と聞かれたのだろうと列車に乗ってから理解。 モスクワから約3時間ほどで列車は定刻どおりにロストフ・ヴェリーキー駅に到着。 駅前のルナチャールスカヴァ通りを歩いてクレムリンを目指す。 クレムリンまでは約1.5Kmの道のり。 通りの両側には古い伝統的な木造家屋が並んでいる。 遠くに玉ねぎ型の教会の屋根が見えてくる。 何度見ても特徴的な形。 クレムリンの教会群は一部修復中。 5つの大きなドームを有するウスペンスキー聖堂。 見事に保存されているクレムリンの城壁。 クレムリンの中にある公園と池と教会。 レストランで昼食をとった後、駅に戻る。 駅に向かう道はのどかな田舎道。 駅の窓口にてモスクワ行きの列車の切符を購入しようとするが、満席とのこと。 駅の時刻表にて次の列車を探してみるが見方がよく分からず断念。 とりあえず、駅の隣にバスターミナルがあったのでバスでモスクワに戻ることにする。 モスクワ行きのバスは結構な本数があるようだ。 4時間ほどでバスはモスクワの中央バスターミナルに到着。 人の流れに従って歩いていくとメトロのシチョールコフスカヤ駅に行くことができる。 ホームで地下鉄を待っていると、やたら派手な車両が来る。 なんだろうと思って乗ると、車両の中に絵画が飾ってあった。 自由な芸術の国なんだなぁ、と思う。 モスクワで最後に乗ったメトロが風変わりな車両で良い記念になった。 サンクトペテルブルグ行きの夜行列車に乗るためにレニングラード駅に到着。 駅のフードコートで軽い夕食を食べたり絵葉書を書いたりして夜行列車までの時間を潰す。 夜行列車の車内には朝食セットが用意されていた。 ヨーロッパ諸国で何度も夜行に乗っているが、こんな朝食セットが付いていたのははじめて。 モスクワは夜でも暖かいなぁ、と思ったら気温20度だった。 滞在中のモスクワはずっと暖かくて良かった。 モスクワより列車はサンクトペテルブルグに向けて出発した。 9日目へ続く |
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