Tomcat Memo

サーブレット,JSP(Java Server Pages) を動作させるための Apache Jakarta Project による Tomcat に関するメモ.

インストール
 Windows の場合
 Linux の場合
環境変数の設定
起動・終了
サーブレットのコンパイル

インストール

Tomacat をインストールする前に J2SDK をあらかじめインストールしておく必要あり.


Windows の場合

Apache Jakarta Project Binary Downloads のページから,次のファイルを取ってくる(2003年9月現在).

jakarta-tomcat-5.0.28.exe

このファイルを実行してライセンスに合意,適当に次へを押しておけばインストール完了.
インストールディレクトリは(好みの問題ですが)「C:\tomcat」とする方が良い.
JSP の勉強用であれば,Administrator Login のパスワードは空白でOK.
JVM(Java Virtual Machine) の検出がうまくいかない場合は,手動で指定してやる.


Linux の場合

Apache Jakarta Project Binary Downloads のページから,次のファイルを取ってくる(2003年9月現在).

jakarta-tomcat-5.0.28.tar.gz

解凍するだけで使えるので,解凍後,適当な場所へ移動させる(/usr/local/ など).

$ tar zxvf jakarta-tomcat-5.0.28.tar.gz
# mv tomcat-5.0.28 /usr/local/tomcat

環境変数の設定

次のように環境変数を設定する.

JAVA_HOME = J2SDK のインストールフォルダ (例:C:\j2sdk1.4.2)
CATALINA_HOME = Tomacat のインストールフォルダ (例:C:\tomcat)

起動・終了

Windows の場合, 起動するには,「Configure Tomcat」を実行して,「Start」ボタンを押せばよい.
終了するには,同様にして「Stop」ボタンを押せばよい.

Linux の場合,次のような起動スクリプトと終了スクリプトが用意されている.

$ /usr/local/tomcat/bin/start.sh
$ /usr/local/tomcat/bin/shutdown.sh

Tomcat を起動した状態で,ブラウザで

localhost:8080

にアクセスし,ページが表示されればインストール完了.


サーブレットのコンパイル

J2EE(Java 2 Platform, Enterprise Edition)をインストールしている場合は,サーブレットを普通にコンパイルすることができます.
J2SE(Java 2 Platform, Standard Edition)しかインストールしていない場合(こっちが普通)は,サーブレット用のクラスが必要となります.
コンパイル済みのクラスが Tomcat に含まれているので,それらをコピーするだけでコンパイルが可能となります.
必要なクラスファイルは「c:\Tomcat\common\lib」内の以下の2つ(場所は自分のインストール環境によって読み替えてください).

jsp-api.jar
servlet-api.jar

この2つのファイルを「c:\j2sdk1.4.2\jre\lib\ext」内にコピー(場所は自分のインストール環境によって読み替えてください).
これでコンパイルが可能となる.

Home

Tips

ページのトップへ戻る