AtokX Memo
RedHat Linux 9のCannaが不安定なので、
JUSTSYSTEM の ATOK X for Linux
をインストールしたときのメモ。
私の環境の RedHat Linux 9 では、install_atokx スクリプトによるインストールができなかったので
(rpm でのインストールでエラーが出る)。
::目次:: インストール方法その1 インストール方法その2 xinput の設定 自動起動の設定 Shift + Space での入力切り替え OpenOffice.org での利用 参考
インストール方法その1
Redhat 9 の im-sdk とコンフリを起こしているので,それを消してから インストールする.
# rpm -e im-sdk # ./install_atokx
インストール方法その2
im-sdk を消すのがイヤな人用.
install_atokx スクリプト(rpm)によるインストールではなく、圧縮ファイルを展開することによりインストールを行う
(CD-ROM 内にはバイナリしかないので、コンパイルし直すことは不可能)。
CD-ROM 内の次のファイルを /tmp などにコピー。
atokx-1.0-1.i386.tgz iiimf.tgz
次のように展開してインストールは完了。
# tar xvzfP atokx-1.0-1.i385.tgz # tar xvzfP iiimf.tgz
展開時に P オプションを必ず付ける。これは、解凍するときに先頭の "/" ルートディレクトリを削除しない ということ。
xinput の設定
各ディストリビューションごとの設定は以下を参照。
xinput の設定
自動起動の設定
次のスクリプトを実行する。
/usr/lib/locale/ja/atokserver/server_setting
アップデートモジュール、郵便番号辞書の適用
アップデートモジュール、郵便番号辞書は以下のサイトより入手可能です。
Shift + Space での入力切り替え
AtokX は IIIMF(Internet/Intranet Input Method Framework) を利用しているので、デフォルトでの
日本語入力切り替えは Ctrl + Space 。
Canna などで Shift + Space に慣れている場合、変更可能。
次のようにファイルを作ればよい。
# touch /usr/lib/im/locale/ja/atokserver/shift_space
OpenOffice.org での利用
AtokX が OpenOffice.org
で利用できない場合、次のようにすることで回避できるらしい。
.bash_profile に次の一行を加える。
export USE_XOPENIM=t